このおじさんがなかなかカワユイ人で、写真を撮ってもいいかと聞いたら、恥ずかしそうな顔でOKしてくれた。しばらく何枚か撮っている間、ちらっちらっとこっちの方を意識しながら、それでも熱心に黙々とオムレツを焼いていく。
途中、シャカシャカシャカシャカ卵をかき混ぜるのがまるで音楽のように聞こえる。
しかし、、、、、、、、、、
そのシャカシャカが空気を入れるためなのは間違いないけど、、、、、、
一体いくつの卵を一人分のオムレツに使ってるんだ?!!
味はどうなんだ?!!
ガイドには「一度食べてみる価値はあるかも」、とかあるけど、、、
ってことは、あまり大して、、、っていう感じも 読み取れる。
ぅ~~~~~~~~~~むむむ。。。
食べるべきか、食べざるべきか、、、。
悩んでるところへ、、「ディナーの予約入れたよ」とニック。
その時に一抹の不安が頭をかすめたは確かだけど、予感的中!!
ドレスコードありそうな上に、34ユーロ。
ドレスコードありそうな上に、34ユーロ。
オムレツによ!
34ユーロ!!
4550円よ!!
何回も言うけど、オムレツよ、オムレツ!!!
それでも、”まぁ、ここまで来たし、、”、おなかもそこまで空いていないし、ニックと2人でシェアするのも、旅の記念でいいかもね、、、”なんて思ったのも束の間、
「うちでは、そういうシェアはできません」、ときた。
はっ????!!!!!!!!!
オムレツに9100円????!!!!!!!!!!
あり得るのか???!!!!!!!!!!!!!!
絶対あり得ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の目の前では恥ずかしそうに、「じゃあ、、、」とオーダーをし始めるニック。
当たり前という顔でいかにも慇懃無礼にオーダーをとり始めるウェイター。
いやいやいやいやいや、、、、、あり得んだろ!!!!!!
「ちょっと待って!!」と私。
2人の顔が私の方を向いたところで、
「出ましょう」。
7€。
それでもここの地方名物のオムレツは一応食べておきたい。
ふと、泊まったホテルでやっているレストランを見ると、『テラス・メール・プラール』とある。
24ユーロ、しかもシェアできる雰囲気。
ここだ、ここ。ここに決まり。
ということで、やっとありつけたオムレツは、、、、、、、、、
やっぱりあのシャカシャカ製法なのか、泡泡がいっぱいで、空気感いっぱい。
ふぅ~~~~~~~~~~ん。。。。。。。
まずいわ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
やっぱりね。。。。。。。。。。。。。。。。。。
名物に旨いものなし、とはよく言ったもんだ。
良かったーーーー!! 24ユーロですんで!!!
それでも3200円。
それでも満足。
追記:いや~~~~~~、レストランを出る時は、みんなの視線を感じた感じた!!
それでも出て良かったなぁ、、と今でもつくづく思う。
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